金星

金星

インド占星術では、金星は「シュクラ」と呼ばれています。
金星は明け方(明けの明星)と夕方(宵の明星)の夜空にひときわ輝く美しい惑星です。

 

金星は美を象徴し、生来的に吉星となります。
美から関連して、芸術、娯楽、恋愛、豊かさといった意味もあります。

 

木星が精神的な豊かさを表すのに対して、金星は物質的な豊かさを表します。
金星が強い人は物質的に恵まれた生活を送ることができるでしょう。

 

神々ではラクシュミー(女神)を表し、人物では配偶者、恋人、美人など女性を意味します。
また、木星が夫を示すのに対して、金星は妻を示します。

 

 

金星の持つ性質や示すものは下表の通りです。

吉凶
性別 女性
年齢 7歳
カースト バラモン(僧侶)
惑星内閣 大臣
人間関係 配偶者、母親(昼生まれの場合)
ラクシュミー
動物 人間
方角 南東
強くなる方角 北(4室)
元素
資質 活動的、感情的、情熱的
体質 重さ・粘着性、軽さ・活動性
体の組織 生殖器
体の部位 生殖器、粘液、水、目
五感 味覚
機嫌 無関心、冷静
嗜好 酸っぱい
白色
宝石 ダイヤモンド
金属
季節
穀物 カウグラム
儚げな花が咲く木、つる草
象意 美、恋愛、結婚、愛情、情熱、幸運、豊かさ、優しさ、優雅、豪華、贅沢、快適、繁栄、娯楽、金運、名声、命令、権力、若さ、中年、富、収入、売買、宝石、装飾品、衣服、寝室、家、乗り物、祝い事、芸術、文化、音楽、楽器、詩、香料、花、散歩、水泳、ダンス、妻、恋人、美人、商人、音楽家、牧師、ダンサー、スキャンダル、孔雀、水牛、牝牛、大きな体、大きな目、緑味のある顔、黒い巻き髪、騙されやすい、妻の尻に敷かれる、女性への執着など

※太陽が7〜12室なら昼生まれ、太陽が1〜6室なら夜生まれとなります。