天秤座ラグナ
インド占星術における天秤座ラグナの特徴を解説します。
天秤座は風の星座なので常に冷静なところがあり、秤(はかり)にかけるがごとく公正公平に物事を判断するでしょう。
控えめで優しい性格をしていますが、活動星座でもあるのでフットワークは軽いでしょう。
柔軟で環境に適応する能力もあります。
支配星は金星であるため、物質的な豊かさや快適さを求めるでしょう。
華やかな娯楽や社交を好み、芸術や音楽なども愛するでしょう。
6室 |
7室 |
8室 |
9室 |
5室 |
天秤座 |
10室 |
|
4室 |
11室 |
||
3室 |
2室 |
Asc |
12室 |
( )は支配星
吉星 | 土星、水星 |
---|---|
凶星 | 木星、太陽、火星 |
中立星 | − |
マラカ | 火星 |
※吉星以外が2室、7室に在住している場合はそれもマラカとなります。
- ラグナで太陽が減衰するため、自己主張などは苦手で周囲との調和を重んじるでしょう。
- ラグナで土星が高揚し、土星は大衆を表すため、他人の権利を尊重して平等に扱うでしょう。
- 土星が5室を、水星が9室を支配するため、社会通念などではなく冷静で客観性のある独自の倫理観を持つでしょう。
- 宗教を表す木星が6室を支配するため、宗教には影響されにくいでしょう。
- 7室で太陽が高揚し、火星がムーラトリコーナとなるため、権力者やスポーツマンと縁があるでしょう。
- 土星が4室と5室を支配するので、ラージャ・ヨーガ・カーラカとなります。
- 9室支配の水星と10室支配の月のコンビネーションがあれば、ラージャ・ヨーガとなります。