乙女座ラグナ

インド占星術における乙女座ラグナの特徴を解説します。

乙女座は地の星座かつ柔軟星座なので、保守的で有能な人が多いでしょう。
秩序を重んじ、完璧主義なところもあります。
支配星は水星であるため、知的で物事を論理的に考え、精神性を大切にするでしょう。
繊細で傷つきやすく、悩みやすい側面もあるでしょう。

（　）は支配星

※吉星以外が2室、7室に在住している場合はそれもマラカとなります。

ラグナロードである水星が仕事を表す10室も支配するので、仕事面で有能な人が多く、仕事を通じて自己実現をするでしょう。
水星と金星の絡みがあれば、ドシュタナハウス（6、8、12室）やトリシャダヤハウス（3、6、11室）が絡まないスーパーラージャヨーガを作ることができ、非常に吉意が強いでしょう。
木星は4室と7室の2つのケンドラハウスを支配して凶意を生じますが、水星は1室と10室の強い2つのケンドラハウスを支配するので、総合的には良い結果をもたらすでしょう。
金星は2室を支配しますが同時に吉意の強い9室を支配するので、マラカとしては機能しません。
ラグナで金星が減衰するため、恋愛が苦手であったり奥手な人が多いでしょう。
7室を支配する木星は配偶者を表し、木星の恩恵が配偶者に表れるため、乙女座ラグナの人とにって配偶者は非常に重要な存在となるでしょう。
土星は6室を、火星は8室を支配し、二大凶星の凶意が強くなるため、乙女座ラグナの人は犯罪などに巻き込まれやすいでしょう。
火星が8室を支配するので、乱暴な人や傲慢な人に苦しめられやすいでしょう。
火星はまた3室も支配するので兄弟と争うことが多いでしょう。