インド占星術の18番目のナクシャトラにあたるジェースターについて解説します。
ジェースターは、蠍座16度40分〜蠍座30度0分が該当し、支配星は水星となります。
ジェースターには、年長者や古い人といった意味があり、老成した精神性を表します。
そのため心の中に二面性が生じ、家の外では若々しく振舞っていても、家の中では頑固な言動を取ることが少なくないでしょう。
表面上、人に合わせることが上手ですが、心の底から人に気を許すことはほとんどないでしょう。
一度誰かに傷つけられたら、執念深く覚えているでしょう。
支配星が水星であることから、頭脳明晰で合理性や計算能力に優れ、変化に順応できるでしょう。
上述の二面性が大きければ大きいほど葛藤を抱えやすくなるでしょう。
経験によって仕事の才能を開花させることが可能でしょう。
既存のものを吸収した後、自身の独創性を加えて、素晴らしいものを生み出すことができるでしょう。
身体で技術を覚えていくような専門的な世界に向いているでしょう。
特に、料理や工芸などの確固たる伝統が存在する業界と相性が良いでしょう。
また、自身が体得した知識を他人に説明することも上手なため、講師や評論家などの話す職業にも適性があるでしょう。
その道のプロとして多くの人から頼りにされるでしょう。
人の心を読み取ることに長けているため、狙った相手は落とせることが多いでしょう。
さりげないアプローチで、相手の気を上手に引くことができます。
自分が好きになって交際を始めることが多いですが、途中でその気持ちが続かなくなることも珍しくありません。
まだ別れていないのに、次の相手を探してしまうこともあるでしょう。
年を取るにつれて、恋愛に冷めていく傾向があります。
冷めきってしまうと、相手を傷つけたり利用することに厭わなくなる人もいるでしょう。
年を取るにつれて結婚に極度に慎重になり判断能力も低下してしまうため、若い時の勢いと直感で結婚した方が幸せになることができるでしょう。
根本的に配偶者や子供との意思疎通が苦手なため、何か問題が起こると家庭内がぎこちなくなってしまうでしょう。
家庭内で会話を増やすことがこの状況を打破する鍵となるでしょう。
自身の頭が良いために、子供にも学力を求めてしまう傾向があります。
子供に多くを求めずありのままを認めることが、子供と良好な関係を築く秘訣になります。
相手を喜ばせてあげようという気遣いやサービス精神が、相手の心をがっちり掴むでしょう。
優れた観察眼がありますが、小さなことにこだわりすぎると自分の心が疲弊したり、相手とギクシャクしてしまうので、細かいことは割り切って気にしない方が良いでしょう。
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