インド占星術の13番目のナクシャトラにあたるハスタについて解説します。
ハスタは、乙女座10度0分〜乙女座23度20分が該当し、支配星は月となります。
ハスタには、手をつなぐという意味があり、社交性が高いことを表しています。
柔和で人当たりが良く、また他者に対する気遣いや配慮も欠かさないでしょう。
集団においては、リーダーシップを取るというよりは、調整役として活躍するでしょう。
自分のことは後回しにして、集団や組織のために尽くすでしょう。
自身のことについては優柔不断な一面があります。
器用すぎるがゆえに器用貧乏となってしまい、迷いが生じやすいでしょう。
支配星が月であることから、理解力や柔軟性に優れる反面、内気でストレスを溜めやすい性質を持っているでしょう。
調整能力に優れているため、人と関わる仕事やマネジメントする仕事などに適性があるでしょう。
マネージャーやコーディネーター、アドバイザーなどとして活躍する人が少なくないでしょう。
会社勤めであれは、チームなどの調整能力を活かせる環境で高い評価を得ることができるでしょう。
総務や人事などの部署でも存分に能力を発揮できるでしょう。
また、ゼロから何かを生み出すというよりは、既存のものを応用することに向いているでしょう。
何かを改良するための発想力や創造力に恵まれているでしょう。
華やかな容姿で気配り上手なため、異性から言い寄られることが多いでしょう。
また、社交的で顔も広いため、恋愛のチャンスは多い方でしょう。
しかし、決断力にやや欠ける一面があり、アプローチされた時の返答を保留することがあるでしょう。
相手によってはしびれを切らし、去られてしまうこともあるでしょう。
交際した後は、相手に合わせる能力が高いがゆえに、恋人に素の自分を見せることができず、ストレスを溜めてしまうことがあるでしょう。
その結果、恋愛自体に辟易してしまうこともあるでしょう。
結婚願望は強い方で、自分を守ってくれる相手を求めるでしょう。
しかし、晩婚の傾向があり、早く結婚した場合は結婚生活は波乱に満ちやすいでしょう。
結婚生活でも調整能力を発揮し、時間をかけながら自分の理想の家庭を築くでしょう。
配偶者や家族には気を遣いすぎないことが、ストレスの少ない生活を送る秘訣になります。
結婚後も配偶者からずっと愛されたいという思いを抱くでしょう。
そのため、配偶者の気持ちが離れていることを知ったら、離婚に踏み切る人もいるでしょう。
持ち前の社交性や豊富な人脈によって、意中の相手の仕事面に貢献することで、ぐっと信頼を掴むことができるでしょう。
恋愛や結婚を長続きさせるためには、肩の力を抜いて本来の自分を見せて付き合うとよいでしょう。
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