インド占星術の12番目のナクシャトラにあたるウッタラ・パルグニーについて解説します。
ウッタラ・パルグニーは、獅子座26度40分〜乙女座10度0分が該当し、支配星は太陽となります。
ウッタラ・パルグニーには、プールヴァ・パルグニーと同様に果実といった意味があり、プールヴァ・パルグニーが自ら果実を楽しむとすれば、ウッタラ・パルグニーは人に果実の楽しみを与えようとするでしょう。
心優しく、困った人が目の前にいれば見過ごすことができず、手を差し伸べるでしょう。
しかし、それが余計なお世話として受け取られることもあるでしょう。
人脈に恵まれる傾向があり、引き立て運も得られやすいため、比較的若い頃から社会で活躍することができるでしょう。
しかし、環境に依存しやすく、本当に自分は何をやりたいのか悩むこともあるでしょう。
支配星が太陽であることから、父親と深く関わったり、父性や純粋さなどが強い傾向にあります。
他人に対して慈愛の心があるため、医療職やボランティアなどの奉仕的な仕事に適性があるでしょう。
人を助けたり、人の役に立つことに生きがいを感じるでしょう。
医療職などでは、優しすぎるために相手の私生活に寄り添いすぎて、トラブルに巻き込まれることがあるでしょう。
仕事として取り組むのなら、線引きを設けた方がよいでしょう。
また、サービス精神も旺盛であるため、サービス業や営業職、コンサルタントなどにも向いているでしょう。
行き届いたサービスで顧客の心を掴みやすいですが、顧客との付き合いも深入りしすぎないよう心掛けた方がよいでしょう。
理想が高いため、恋人選びには慎重で、その審査は厳しいでしょう。
自分が尊敬できる人でなければ、いくら条件が良くても心は動かされないでしょう。
年を重ねるほど、恋人選びの基準が厳しくなる傾向があります。
以前の恋人と比べて、なかなか新しい恋に踏み出せないこともあるでしょう。
また、条件をクリアした相手にアプローチされても、もっといい人が現れるかもしれないと迷いが生じることもあるでしょう。
あれこれ考えすぎるとかえって微妙な相手を選びかねないため、直観を大切して決断するとよいでしょう。
交際が始まった後は、恋人によく尽くすでしょう。
比較的若い年齢で結婚するか、若い時に出会った人と結婚する人が多いでしょう。
優しく包容力のある配偶者と巡り合えるでしょう。
完璧主義的な見方をするところがあるため、配偶者の欠点がしばしば目に付くでしょう。
結婚前と後で自身の態度や対応が変わりやすく、時には配偶者を戸惑わせてしまうかもしれません。
結婚に踏み切る前に、同棲などで一緒に生活してみると結婚後に驚かされることは減るでしょう。
スムーズで穏やかな結婚生活が築きやすくなります。
他人の気持ちに寄り添えることが大きな魅力であるため、無理に自己主張せず、自然体でいた方が恋のチャンスが舞い込んできやすいでしょう。
細やかな心遣いや、時には自分が損な役回りをしてもいいという奉仕精神に、心を掴まれる人が多いでしょう。
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