月のマハダシャー期

月のマハダシャー期

インド占星術の月のマハダシャー期について解説します。
月のマハダシャー期は、神、繁栄、富、女性、豊かな大地、おいしい食事、装飾品、悪人との衝突、財産の損失、空気感染の病気などといった象意を持ちます。

 

出生図(ラーシチャート)で、月の品位や状態が良い場合は、精神が安定し、素晴らしい恩恵を受けられる時期となるでしょう。
家庭に恵まれ、有力者からの引き立てを得て仕事などが成功するでしょう。

 

反対に、月の品位や状態が悪い場合は、精神が不安定になり、悩みやすい時期となるでしょう。
金銭や不動産を失ったり、母親や有力者と揉めやすくなるでしょう。

 

 

出生図の星座ごとの月のマハダシャー期の特徴は下記の通りです。
(鑑定による惑星の吉凶はここでは考慮しておりません。)

 

◇ 牡羊座
幸運と繁栄が期待できる時期でしょう。
財運が向上し、蓄財することができるでしょう。
精神的にも満たされるでしょう。

 

◇ 牡牛座
月は牡牛座で高揚するため、地位や名声を獲得できる幸運な時期となるでしょう。
価値のある所有物が利益をもたらすでしょう。
心身ともに非常に調子が良いでしょう。

 

◇ 双子座
勉学がはかどる時期となるでしょう。
土地の取得にも良いタイミングとなります。
金銭を得ることもあるでしょう。

 

◇ 蟹座
蟹座は月にとって定座となるため、運気が強くなるでしょう。
思わぬ大金が転がり込んできたりと、財産を得ることができるでしょう。
旅行をするのにも良い時期となり、訴訟事なども有利に運ぶでしょう。

 

◇ 獅子座
メインで取り組んでいる学問が前進するでしょう。
思いがけない利益を得ることができるでしょう。

 

◇ 乙女座
母親との別れが暗示されます。
敵や犯罪者など汚いことをする人間に腹を立てるでしょう。
心身ともにストレスが多い時期となるでしょう。

 

 

◇ 天秤座
物事が有利に運ぶ時期となるでしょう。
計画が成功したり、敵に打ち勝ったり、新しい友人に恵まれたりするでしょう。
神社や寺院を巡ることでさらに運気が向上するでしょう。

 

◇ 蠍座
月は蠍座で減衰するため、不運でストレスの多い時期となるでしょう。
有力者や権力者から攻撃されることがあるでしょう。
家族や親類との死別、財産・地位・名誉の喪失などが心配されます。

 

◇ 射手座
結婚や入学・就職など、家族や家庭に関する幸運があるでしょう。
自身の才能が成長する時期でしょう。
財運や仕事運も向上するでしょう。

 

◇ 山羊座
不動産を中心として財産が増えるでしょう。
新しい計画や試みにおいて良い成果が得られ、訴訟事も有利に運ぶでしょう。
神社や寺院を巡ることでさらに運気が向上するでしょう。

 

◇ 水瓶座
財産の損失や、有力者からの迫害が心配される時期でしょう。
家族や友人などの人間関係において誤解が生じやすいでしょう。
敵に強い憤りを感じるでしょう。

 

◇ 魚座
社会的な地位に変化が生じるでしょう。
何かを始めるには適した時期ではありません。
宗教的なことに取り組むには良い時期でしょう。

 

月のマハダシャー期間中のアンタルダシャー期については、下記ページをご参照ください。