牡羊座ラグナ

インド占星術における牡羊座ラグナの特徴を解説します。

 

牡羊座は火の星座かつ活動星座で、また支配星も火星であるため、果敢に行動して自ら人生を切り開いていくでしょう。
しかし、短気なところもあるため、人と衝突することが少なくないでしょう。

 

（　）は支配星

 

※中立星は配置によって吉星化/凶星化することがあります。
※吉星以外が2室、7室に在住している場合はそれもマラカとなります。

• 火星は生来的凶星ですが、ケンドラハウス（1室）と中立ハウス（8室）支配しているため、吉寄りの中立となります。
• 木星（9室支配）と土星（10室支配）はコンジャンクションを形成してもラージャ・ヨーガにはならず、木星の吉意は失われます。
• 火星が身体を示す1室と苦悩を示す8室を同時に支配するため、身体の健康を損ないやすいでしょう。
• 水星が障害を示す6室を支配するため、警戒心が強く容易には人を信用しないでしょう。
• 太陽が子供を示す5室を支配するため、築き上げてきたものを子供に継承するでしょう。
• 木星が教師を示す9室と解脱を示す12室を同時に支配するため、素晴らしい師を得ることができるでしょう。
• 土星が職業を示す10室と願望を示す11室を同時に支配し、またラグナロード（火星）は10室で高揚するため、仕事は激務な傾向がありますが人の上に立つことができるでしょう。
• ラグナロード（火星）は4室で減衰するため、安住できる家とは縁が薄く、忙しく飛び回るでしょう。