インド占星術において、1室(1ハウス)は自分自身を表します。
基本的な性格や行動特性、身体的特徴を示します。
精神面にも深い関連があります。
1室に惑星が3つ以上ある人は、メンタルをコントロールすることに成功するでしょう。
1室の支配星は、6室・8室・12室在住でないことが望ましいです。
また、1室もしくは1室の支配星は、土星・火星・ラーフ・ケートゥに傷つけられていないことが望ましいです。
もし傷つけられている場合は、健康面や精神面に影を落とすでしょう。
1室の持つ性質や示すものは下表の通りです。
象徴 |
身体の部屋 |
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ハウスの分類 |
トリコーナハウス、ケンドラハウス |
プルシャルタ(精神性) |
ダルマ(法則) |
人生の時期 |
ブラフマチャリヤ(独身) |
人間関係 |
自分自身 |
身体 |
体格、体質、四肢、頭部、顔色、外見、肌、睡眠、健康、寿命、年齢、老いなど |
性質 |
性格、気質、自我、行動力、精神力、活力、努力、冷静、慎重、知識、道徳、美徳、自尊心、威厳、放棄、みじめさなど |
事柄 |
一般的な幸福、繁栄、名誉、侮辱、夢、平和、政治、富、生計、ギャンブル、住居、出生地、家柄、家系など |
その他 |
政治的な駆け引き、他人のための賭け、同等の地位の者からの非難、任務の遂行、仕事の能力、貯蓄する能力、家畜の飼育、礼儀の欠如、病気からの回復など |