双子座ラグナ
インド占星術における双子座ラグナの特徴を解説します。
双子座は風の星座かつ柔軟星座なので、どんな環境にも柔軟に対応することができるでしょう。
支配星は水星であるため、知的で物事を論理的に考えるでしょう。
双子座は双子、すなわち二重であることを表す星座でもあるため、2つの考えや2つの職業を同時に持っていることが珍しくないでしょう。
10室 |
11室 |
12室 |
Asc |
9室 |
双子座 |
2室 |
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8室 |
3室 |
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7室 |
6室 |
5室 |
4室 |
( )は支配星
吉星 | 金星 |
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凶星 | 太陽、火星、木星 |
中立星 | 水星 |
マラカ | 強くない月 |
※中立星は配置によって吉星化/凶星化することがあります。
※吉星以外が2室、7室に在住している場合はそれもマラカとなります。
- 土星(9室支配)と木星(7・10室支配)はコンジャンクションを形成してもラージャ・ヨーガにはならず、木星の吉意は失われます。
- 木星は2つのケンドラ(7・10室)を支配するため、凶星となります。
- 水星はラグナロードですが、同時に2つのケンドラ(1・4室)を支配するため、凶意を生じ中立星となります。
- ラグナロードの水星は、同時に家庭を示す4室も支配するので、プライベートの生活を重視するでしょう。
- ラグナロードの水星は職業を示す10室で減衰するため、一般的な職業で地位を得ることは簡単ではないでしょう。
- 金星は芸術を示す5室を支配し、さらに10室で高揚するため、芸術家として大成し、それが社会的な成功につながるでしょう。
- 木星はパートナーを示す7室と職業を示す10室を支配するため、人生の重要なパートナーとは職場で出会う暗示があります。
- さらに、その木星が2室で高揚するため、共同経営や家族経営などで財を築くでしょう。
- 火星はウパチャヤ(6・11室)を支配するため凶意が強く、特に11室の象意である兄姉とトラブルが生じやすいでしょう。
(吉星がケンドラを支配すると凶意を生じます。)